久しぶりに

謝恩会だ何だでのゲロゲロシーズンも一段落と思ったら、もう新年度でまた新入社員のゲロゲロシーズン開幕ですね。
今朝、時刻が過ぎた元「女性専用車」に乗っていたところ、なんとも声の大きな3人組が乗ってきました。小学校高学年くらいの娘とその母親、さらにその母親と思われます。おばあちゃんはまだ若くて、たぶん60も行ってるかどうかという感じでしょうか。声が大きいのは真ん中の母親です。春休みということもあってか、どうやらこれからどこかに旅行のようです。
「(女性専用車には)私は普段は乗らないのよ、何かイヤだから」と母親のでかい声。どうやらおばあちゃんは「女性専用車」というものが初めてのようで、「最近はそうだけど、昔は悔しくてねえ」と年配らしいコメント。娘はウンウンと聞いているようでした。
別にこのシーンに何の異議もあるわけではないのですが、私が「女性専用車」について抱く疑問の一つに「子供にどう説明したらいいのか」という点があります。
このシーンは娘だから、むしろ保護される側なのでいいのですが、もし息子−つまり将来不当に差別される側−だったらもっと複雑な説明になる可能性があるでしょう。
それに、子供のころから「公共の場で不当に差別されることが当たり前」っていう感覚が植え付けられしまうことの方が、もっと恐いかな。かつては女性がその対象だったわけですが、だから良いってわけにはいかないですわな。