子供が本当にカワイイのは

一般的には小学校入学くらいまでだとされています。それ以降は見た目だけでなく動作までもが親に似てきてしまうため、「目に入れても痛くない」という訳にはいかなくなるのです。
にもかかわらず子供ができると作りたくなるのであろう「親バカblog」は掃いて捨てるほどあります。しかしその多くが子供の写真を載せたり子供がああした、こうなった、どこへ連れて行ったという話ばかりで、全然読むに値しません。
ところが親としてなぜこうしたのか、なぜそこへ連れて行ったのかなどを、できれば子供視点を意識して書いておくと将来大変役に立つことになるし、他人が見てもきっと参考になるでしょう。子供が将来見るとしたら写真だって、自分の小さい頃の写真よりは親がどういう表情だったのかを見たいはずです。たぶん10年後くらいに気づく重大な落とし穴として、子供が成長してから自分の成長記録がずっと公開されてきたことを良く思うかどうかという問題があります。
子にとって本当に必要なのは子供の成長記録ではなく親の記録です。
将来親としての自分が死んでしまっては、むしろ親の側のセンスとかノウハウを直接伝えることは絶対できません。親バカblogを否定するものではないのですが、web上の日記としてのblogを有効に活用するために一工夫されてはいかがでしょうか。