水中でC-5050を初めて使って

その場で削除してしまった物も含めると、本来ならやる気の出ない湾内でのダイビングばかりだったにもかかわらず、5本のダイビングで150枚くらい撮っていました。今回はカメラとハウジングのテストだからと、割り切りも早かったのです…。
ホワイトバランス設定オートの影響がC-4040より強く出やすいのか、特にワイド写真での発色は、個人的にはちょっとわざとらしい感もなくはなかったのですが、この辺はレタッチでなんとかできる範囲でしょう。ホワイトバランス設定の影響を除去するためには、RAWでも撮ってみるべきでした。
水中カメラの色表現の重要な条件として青のヒストグラムが簡単に破綻しないことが上げられますが、このカメラの方がオートのホワイトバランスを敏感に調整しているのか、ちょっと青が緑よりな感じもしました。ただ、座間味島でのC-4040で撮った写真と西伊豆の写真を比べるというのはフェアではない話だとも思いました。ちなみに両方ともソニー製のCCDといわれています。
よく「C-5050で撮った画像はノイズが目立つ」という説があります。実は今回の写真を見て私も同感なのですが、解像感はC-5050の方が高そうなので、シャープネスのベース設定が高いような気がしています。個人的には気になる問題ではありません。
操作感だけは、特に回転ダイヤルの件もあってまだまだ慣れが必要そうです。