本日のベース:ジャズ発表会

今日は某所にて、私自身が演奏者として参加する、初めての発表会であります。
この日のためにほぼ3週間、毎晩のように練習してきましたが、普通と(どう考えても)違うのは、私がジャズの演奏が初めてであって、練習であろうが何であろうがまったく弾いたことのないものであったと言うこと。リハーサル(音合わせ)2回を含むこの3週間が、私にとって人生初めてのジャズ演奏の機会だったわけです。しかもジャズについては何も習っておりません。譜面も(コード進行が書かれた物以外は)なく、100%独習です。はい、子獅子が崖から突き落とされた感じですね。
昨年見にいっただけの同様の回では、フルートとサックスがメインであってベースは私の師匠がお手伝いという形で演奏しておりました。今回はサックスとピアノがメインっぽいのですが、パーカッションとベースもすべて受講生によるもので、このあたりの違いが生まれるのは、この手の発表会がほとんど主催する講師の方の考えによるものであるという部分に理由がありそうです。
聞いた話によるとジャズ界でもベースは人手不足らしく、20曲弱のうちサックスが一人一曲であるのに比べると私でも2曲、多い人では4曲くらい弾いていたと思います。レベルの差は当然大きいものがあります。
ベースについてはほとんどの人が会場のウッドベース、私を含め2人だけがエレキベースです。そういうところに出るとウッドベースより1オクターブ高いエレキベースの音はすごく目立っちゃうんですね。逆にいうとウッドベースの音はさすがにジャズ向きであって、たぶんよい意味で埋没するのであまり目立つことがない。エレキベースはミスしたりするとそのまま目立ってしまうように思うのです。
100%独習ということで、ジャズベースのアレンジなんてぜんぜん分からない私のできる範囲の努力としては、ネットに上がっている誰かの演奏でマネできそうなものをマネすること。でも1曲についてはとてもマネできそうな演奏が見つからず、そうでなくても何度も繰り返されるフレーズを毎回違うラインで追いかけたりはできないわけです。そのようなわけで、2曲それぞれ2〜3パターンのアレンジを、基本マネ、一部弾きやすいように勝手アレンジして弾いてしまいました。
できとしては、うーん30点くらいですかね〜。ミスもあったし、止まってしまうところもあったし。でも周りも素人が多いので、そこが唯一の救いでした。