構造計算書偽造事件

一建築家による事件だったこの事件が、建設会社、建築確認会社、政治家まで巻き込んだ事件に発展してきました。今年の重大ニュースに入れてもらえることは確実でしょう。そして、日本の建築史においては京都駅ビルを越える一大汚点になることでしょう。
そもそも末端の建築家が事件の主役ではないのかも知れません。というより、事件後の対応を見ても分かるように、彼がそれほどの器であるようには思えません。彼はむしろ「うまく使われた側」なのかも知れないですね。