紛失に注意

PT-029の拡散板

オリンパス純正のコンパクトデジタルカメラ用防水プロテクターは、対応機種ごとに少しずつ仕様が変わってきました。しかし私の方では、フラッシュ光の拡散板*1の仕様の変更までは把握していませんでした。
もともとは拡散板は3本程度のネジでプロテクター本体に固定されているタイプが多かったのですが、私が現物を見て確認したところによると、少なくともPT-026(μ-40 DIGITAL用)、PT-027(C-7070 Wide Zoom/C-5060 Wide Zoom用)、PT-029(μ DIGITAL 600用)、PT-030*2の各タイプは拡散板が透明で固定された部分と不透明で取り外せる部分とにわかれています。ある量販店で現物を見ながら伺ったところ、この取り外せる不透明な板を紛失する例が実際にあるようです。そのせいか、最新のPT-031(SP-700用)では元のプロテクター本体に固定しているタイプに戻されているようです。
この拡散板があることで、水中ゴミの写り込みを軽減させたり、近接撮影時などのレンズの出っ張り部分によるフラッシュ光のかぶり(影ができてしまうこと)を軽減することができます。
メーカー(オリンパス)では400円程度*3で取り寄せがきくようですので、もしなくしてしまった方はメーカーに問い合わせてみるのもよいかもしれません。なお販売店での対応の場合は、修理扱いでプロテクター本体を預かられてしまうことがあるようなので、手っ取り早く対応したい場合はメーカーに直接問い合わせた方がよいものと思われます。

*1:ディフューザーと呼ばれることもあります。

*2:PT-030だけは、ディフューザーを横にスライドさせて取り外すタイプ。他は引き上げて取り外すタイプ。

*3:PT-029の場合で送料等別。正確な価格ではありません。