追い抜かれ

やはりおもしろかったのはスピードスケート女子追い抜きの続き。まずは準決勝でカナダと対戦。序盤こそリードする場面もあったものの、解説とアナウンサー氏が「ここからが勝負」と言い始めるととたんに逆転され、「まだ大丈夫」といった頃には、その言葉とは裏腹に明白な実力差が。結果、4秒近い大差で逆転負け。
次にロシアとの3位決勝。ここでも日本は最初にリードするも、何と一人が転倒。あまりにも分かりやすすぎる展開に、解説氏も一瞬言葉を失い、すべてが終わってから「よく頑張りました」と言うのが精一杯。
つまり、日本は前日のノルウェーの二の舞を美しく舞ったわけです。結果としては4位という順位なのに、先日の及川さんの4位とは違ってまったく惜しさを感じさせない、予想以上に予想通りな負けっぷりでした。