LUMIX DMC-L1をチラ見

この週末に発売になったパナソニックデジタル一眼レフカメラLUMIX DMC-L1をチラ見してきました。
…大きい、重い、高いのフォーサーズに不似合いな三拍子がそろったこのカメラ。やっぱりパナソニックはコンパクトで優秀なカメラを作っていればいいのでは?というのが第一印象です。他メーカーはこういう傾向の機種も出したがる傾向がありますが、フォーサーズ陣営としては避けてほしかった。
すべてのメーカーに言えることですが、どうして一眼レフカメラはデジタルになって、本体もレンズもより巨大化する傾向なのでしょうか?光学系にごまかしきれない部分があるのは分かりますが、それにしてもなぜ、どちらかといえば小さくなる方向とは逆の方へ行くのでしょうか。
それとダイバー以外にはイマイチ生かし切れなさそうなのが液晶画面でのライブビューです。これってエントリーユーザー(とダイバー?)を的にした機能だと思いますが、Aモード/Bモードというのがどうにも煩雑です。そんなのコンパクトデジタルカメラにはないよ?視野率が低いのはなぜ?どうして画面暗いの?と、画期的であると同時に私のような物を知らない者にいわせればツッコミどころ満載な機能なのであります。
マーケティング的に見ると、どういうユーザーのどういう場面でライブビューがあるととても良いのよ、という位置づけをはっきり訴求できていないために、ハードウェア的には画期的なこの機能が逆に煩雑さというネガティブイメージを引き立てる結果になりがちなのが残念なところです。
DMC-L1に戻ると、しかしライカのレンズ付き20万円オーバーのこのカメラを水中に持って行こうなんていう人はいない(だったらE-330で十分)でしょうから、結局私にはあまり関係のない機種でしたね。