資源エネルギー庁の仕業か

お役所仕事のために税金を払っている見返りがこの暑さなんでしょうか。私の職場ももれなく「チーム・マイナス6%」を謳っていて、エアコンがちゃんと28℃に設定されているようです。といってもそれは私の職場の話、ビルの共有部分は対象ではないので、部屋よりも廊下の方が涼しいという現象が起こります。
エアコンを28℃に設定すれば、ちゃんと28℃になるんだったらまだ問題は小さいんですよ。ところが先日も書いたように、こんなに科学が進歩してもエアコンというのはそうはいかなくて、実際の室温は28.5℃から30.0℃くらいになっており、快適とはいえない職場環境です。窓でも開けばかなりいいのですが、18階なのでそれもできません。よく考えてみれば、窓が開かないというのはそれだけで省エネには反してますね。
こんなに暑ければ仕事の効率が落ちる。
するとどうなるか?売り上げが落ちるかもしれません。でも実際にはその方向にしわ寄せを行かせてもらえないので、その分労働者は残業することになります。
するとどうなるか?職場にいる時間が長くなるのだから、エアコンの稼働時間は長くなりますね。そしてただでさえ残業が多い日本の労働者は、タクシーで帰宅する羽目になるかもしれません。
するとどうなるか?タクシーは電車の何十倍も効率の悪い乗り物であることは、まさかヘビーユーザーのお役所のみなさんが知らないはずはないんですが。
うーん我ながら実に示唆に富んでいるな、今日の記事は。結局書きたいことは一つなんだが。