亀田ファミリーの

強気ぶりと、ランダエタ戦の判定に対する数万件に上ると言われる抗議の多さが何ともすてきなコントラストを醸し出しています。
亀田ファミリーはちょっと誤解しているのか、あるいは議論をすり替えようとしている様子があるのですが、彼らがいろいろ批判されるのは単純に世界王者になるほど強くなったからではありません。ボクシングをどんどんパフォーマンス重視の方向に傾けていっていることへの反動を無視してはならないでしょう。
スポーツがパフォーマンス重視の方向に行ってしまうのを、苦々しく思っている人も多数いるのでしょう。一時のブームを盛り上げ視聴率をあげるにはパフォーマンスも一手なのでしょうが、実力重視を離れてしまうと長い目で見てそのスポーツを衰退させる方向に働いてしまうかもしれません。
それにしても放送したのが民放だったので、全体で数万件のコールがあっても「6人で400件あまりの電話に対応」で済んでいますが、視聴者が受信料を払っている(はずの)NHKだったら大変な負担になるのでしょう。