賛成も反対も不要

小泉首相靖国神社を参拝して、右や左の旦那様はそりゃもう大騒ぎさ。結局宗教施設への参拝で次の首相の決定に影響するなら、日本も宗教国家であることを思い知らされます。
A級戦犯合祀だの違憲だの中国がどう言うだのは問題の本質から目をそらされているに過ぎません。この問題の本質は実に単純かつ明白で、なぜなら小泉さんが参拝する理由は慰霊でも反省でも国威発揚でもなく、自分が引退後も影響力を持っておきたいだけだからです。
神社は政治家が参拝すれば注目され、今後も影響力を保っておける、持ちつ持たれつの関係です。分祀憲法?中国? ┐(´ー`)┌ そんなの彼らには関係ありません。自分たちさえよければそれでよいのです。
常々書いているように、権力者にとっての宗教の存在意義とは、それを利用して民衆を動かすことにあります。騒ぐ人たちは権力者の遊び道具として踊らされているだけ。騒げば騒ぐほど思うツボなんですが…。