3度目の掲載 その2

いままで掲載された水中写真、もう一度振り返ってみると全部ワイド系で縦位置なんですよね…。マクロ系の写真も出してはいるのですが、全体としてマクロ系を出してくる人が多いせいか、採用されていません。
というわけで、もし一眼レフに移行するならワイド系ですが、ちょっと思いとどまってもう少し様子を見ることにしました。今のレベルでは、機材頼みできれいに見える水中写真を撮って、うまくなったような錯覚に陥ってしまいそうです。それに機動性の喪失は水中写真の最大の敵ですね。
コンパクト機はワイド系よりもマクロ系写真に向いているというのは、理論上は正しいと思います。しかし某ハウジング会社の社長は、パラオでの水中写真コンテストについて、過去のメールマガジンで私が先日の石垣のコンテストの件でふれたのとほとんど同じようなことを書いていました。
日本人は水中カメラを持っている人が多いけれど、マクロ系の写真ばかりでその海の魅力を撮った写真がほとんどない、と。
写真がマクロ系だから海の魅力を表現できないというのは同義ではないし、そこでふれられていた理由は他にもありましたが、もし「コンパクト機はワイドが苦手」だからそういう結果になっているとしたら残念なことです。確かにコンパクト機でのワイド写真はノウハウが必要だし、機種もかなり選ばなくてはいけません。
私の今月末のツアーからはちょっと違った試みをしてみようと思っています。実は今までもしているのですが、なかなか思うようには行ってないんですね、これが…。