microSD

SDシリーズとアダプタ

携帯電話機を替えたら、記録メディアがminiSDからmicroSDに代わってしまいました。メディアは別売りで、写真を数枚撮るだけならなくても十分やっていけます。しかし今回ワンセグTV付きを買った理由として、私がほとんど当日中に家に帰らないため、ゴールデンタイムにやっているテレビ番組をこれで録画するという理由がありました。それにはやはりある程度容量のあるメディアが欲しいところです。
microSDには256MB〜2GBがあるようですが、店頭では512MBが価格対容量で安かったのでこれを購入。それにしてもmicroSDは小さいです。どこかスキマにでも入ったら大変です。こんな中に2GBも入るなんてすごい!
というわけで、ふと、昔よく情報量が小さなところに格納できる時に使われていた表現「新聞○年分」を思い出してしまいました。新聞の場合は、もちろんブレは大きいものの、おおよそ朝刊一日分が0.2〜0.6MB程度と見なされるようです。こういう表現がよく出てきたのは、やはり筑波の万博の頃だったでしょうか。まだハードディスクなんて普通には見かけない時代でした。
確か、ようやく両面倍密度倍トラック(2DD)くらいのフロッピーディスクが普及しだした頃ではないかと思います。あんなディスクの中に、1〜3日分くらいの新聞の情報がやっと入ったわけです。それまで、数回使うと寿命が来るカセットテープという恐ろしく使えないメディアに馴染んでいた私は、何十kBというファイルを一瞬(?)にして読めるディスクドライブの性能に感動していました。
1989年になってFM TOWNSというパソコンが初めてCD-ROMドライブを搭載し、これで数千日分の新聞の情報がディスクに入る時代になりましたが、CDはその後かなり長い間ROMだったような気がします。
それが今や、本当に小指の爪くらいのmicroSDに2GBつまり数十年分の新聞の情報が入る時代になってしまいました。しかも読み書き自由。