参院選を振り返って

週末に投開票のあった参議院議員選挙の結果は、私にとっては驚きでした。民主躍進とか自民惨敗が驚きなのではなく、比例区で与党に投票した人が4割以上もいたという事実です。
しつこいようですが、与党に投票するということは、政治的に見れば「今の内閣OKよ、まだまだやってちょーだい」という意味になります。投票した人がそう思っていなくても、結果としてそういう意思表示になるというのが選挙の意味です。
中には、例えば「自民中心の内閣はダメ、でも公明ががんばればOKよ」という意味もあるかも知れません。しかしそれにしても、失言ポロポロ、顔はボロボロ、初の自殺者あり、領収書隠しあり、それでもOKという人が4割以上いる、これは素直に驚きでしょう。