終戦の日にちなんで、

最近使われる政治屋さん用語*1戦後レジーム」って何でしょね? と思って調べていました。これに関しては、われわれ庶民にはR25の説明*2くらいが一番わかりやすいです。
régimeって各所で「体制のこと」などと書かれていますが、きちんと調べてみると「管理体制」のようなもう少し強いニュアンスがあるようでございます。
さてそんなことを調べていたら、日本ではあまり議論されていない「石油の無機起源説」というのに行き着きました。ちゃんと勉強した人なら知っているのかも知れませんが、日本人は「ドラえもん」にも書かれている*3ようにほとんど「有機起源説」をとっています。
それ自体は石油がなぜなかなか枯渇しないのかというわかりやすい説明で、なぜ「有機起源説」と棲み分けさせられているのかまで知ると、なぜ最近ロシアが調子に乗っているのかまで見えてきておもしろい。
むかし、無機材質研究所*4には2回くらい見学に行ったのですが、そんな話は目にとまらなかったなぁ…やっぱり日本ではほとんど手を付けられていない様子。これから「ちきゅう」で穴ぼこを掘るJAMSTECはどうかなぁ?
石油が化石燃料でないのなら、そもそも「石油」っていう呼び名自体が間違ってることになるなぁ〜。

*1:実態はほとんど安倍用語。

*2:R25.jp「戦後レジームhttp://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200703081102

*3:4巻「海底ハイキング」参照。

*4:現在の物質・材料研究機構の一部。近所にあった金属材料技術研究所と2001年に合併。ものすごく脱線するが、以前のバス停が「無機材質研究所(宇宙センター)」で、宇宙センターより上位にあるのがすごいと子供心に一目置いていた。