水中写真のユニークさ

某所にも書いたことなのですが、水中写真のおもしろさというのはやっぱりユニークさに大きく関係していると思うのです。水中はみんな青だからどうせ似たようなもの、ではつまらない。
よく「こういう撮り方してみれば」的なアドバイスをいただくことがあるのですが、多くの場合それは何かに似たような、少なくともその人の理想に近い写真を撮るためのマイルストーンでしかなく、おもしろい水中写真を撮ろうとする人はそんなのあまり気にすることないと思うわけです。
だから私は水中写真を見て、上手い/下手とか良い/悪いという評価はしません。おもしろいかどうかだけを判断する、それも一般人の立場で。一般に広く受けのよい水中写真と、どこにでも広く見られるありふれた水中写真も意味が違う。本当に有効なアドバイスというのは可能性を広げるものであって、制限するものではないんだなぁ。
でも水中写真のためを思って「無駄な努力」をしないようにアドバイスしたくなることはあるのですが。