イナズマヤッコ

イナズマヤッコ

前にも書いたのですが、バラクーダ以外でパプアニューギニアで見たいちばん印象的なお魚はこれでした。
イナズマヤッコ、あぁステキ。日本近海にはいないのに和名がある数少ないお魚のひとつ。Fishbaseによれば、分布は「インドネシアからPNG、フィリピンからRowley Shoalsやグレートバリアリーフパラオとヤップを含む」とな。やっぱり全地球的に見れば、そんなに広くはないようです。
うちにはお魚の小さな図鑑っぽい本が3冊ありますが、当然「日本の海水魚」(山渓)には(いちばん大きいけれど)載ってない。いちばん小さな「海水魚」(山渓)は後ろの方にちょっとだけ海外の魚を載せているので、いちおう載っています。で、これがPNGに「持ってくればよかった〜」と行ってから後悔した「ミクロネシア海水魚」(東海大学出版会)にはもちろん載っています。
タテキンやロクセンヤッコの仲間で、アデヤッコにとても似ていますがイナズマヤッコの方がド派手な模様。アデヤッコは胴が網目模様になっていて目のまわりが黄色。幼魚の時もそっくりなようです。
おもしろいのは、イナズマヤッコがBlue-girdled angelfishで、アデヤッコがBlue-faced angelfishとなっているところ。まあ結局、似ているんですが。
次はぜひペアでいる写真を撮りに行きたい。