主目的はLightroomなので
Bootcamp環境下にインストールを行います。ちなみに、従来はモバイル用に工人舎SX3にインストールしていましたが、これはまったく使えないわけではないのですが、昨日のパフォーマンス比較を見てもわかるようにさすがに厳しく、CPUのほかディスクの遅さが足を引っ張っている印象でした。
そこで今日は、同じ4つの環境でLightroom 3.41を動かし、NEX-5で撮ったRAWの写真(約1400万画素、15MB前後)の単純現像100枚分にかかる時間を計りました。本当は何回かずつやって平均をとるのが正しいと思いますが、面倒なのでそこまではやっていません…。
MacBook Air | ThinkPad X201 | 工人舎 SX3 | 自宅メインPC | |
Lightroom現像時間比較 | ||||
所要時間 | 4'33" | 12'24" | 64'43" | 3'18" |
OS | Windows 7 Home 64-bit | Windows 7 Professional 64-bit | Windows 7 Home 32-bit | Windows 7 Home 64-bit |
備考 | Bootcamp環境 | HDD暗号化 | データドライブはHDD、システムはSSD |
ダイビング中は1本で100枚くらい撮ることは珍しくないので、(必ずしもすべてを現像する必要もないのですが)SX3ではかなり選別してから現像に入らないと時間的に厳しくなります。また、仮にもレタッチをしようとするとそれ自体もかなりの負荷となり、あまり実用的ではありませんでした。この点で新しいMacBook Airのパフォーマンスは期待以上です。
この中ではX201が(昨日のパフォーマンス比較などからいうと)意外に苦戦している印象を受けますが、これはディスクを暗号化している影響で、本来はもう少し速いのだろうと思われます。
ところで、このMacBook Airも高負荷な処理を行うとやはりファンがうなりを上げはじめます。外観上排気口のようなところは見当たらないのですが、本体の蝶番部分の側に排気口が隠されていて、ここから上下に熱を逃がす構造になっているようです。