1年ぶりの 3日目

わりと好きなポイント、安室魚礁。ちょっと変化があったようで、いつもブイの周りに常住しているツバメウオがおらず、代わりに魚礁ブロックの周りに数尾のタイワンカマス。アカククリは相変わらず底の方でじーっとしています。少し離れれば、常連のヨスジフエダイの他、若干マニアックなヒフキアイゴの群れ。全体的には、魚礁内の魚がちょっと少ないか?という気もしましたが、気のせいかもしれません。
毎年この時期には、誰でも投票できる島での写真コンテストがあります。毎晩展開される水中写真談義のテーマの一つがそれ。

一般的にいわれる構図の問題とか、ピントが合ってるかとか、露出はどうかとか、そんなのは二の次で、私の評価ポイントは「おもしろい(ユニーク)かどうか」ということ。地上に比べて条件が厳しく、対象物の種類も少ない水中だから、そこが大事になる。だってねぇ、みんながマリンダイビングみたいな水中写真撮ったって仕方ないでしょう。
そういう視点だけで見ていると、下手をすると「該当者無し」なんてことになってしまいます。どうしても(地上と水中の)一つずつ選ぶように言われたので選びましたが、今回自分は出品すらできていないのであまり偉そうなことは言えないですね…。
まぁ、水中写真でユニークさを突き詰め続けるのはけっこう難しいのですが、それでも「何らかの意図をもって撮られた水中写真」を見るというのは良いと思いますよ。
と、以上はすべて水中写真に限定する話であって、地上の写真のことは知りません。