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が乗っ取られてサイト停止してから1週間経ちますね。やっと明日からの一部復活が発表されました。
しかし、このニュースが報道されはじめてから一つ疑問に思っていたことがあります。それは「メールアドレスが詐取された」という表現を使っていることです。これはちょっと意味が複数にとれる良くない表現です。

  1. サイトが管理しているメールのアカウントがあって、それが他人のみによって利用可能な状態になってしまった。
  2. サイトとは関係ないが、情報をサイトで(パスワードとともに?)持っていた個人のメールアドレスがあって、それが他人のみによって利用可能な状態になってしまった。
  3. サイトが管理しているメールのアカウントがあって、そのアドレスなりパスワードが漏洩するとともに、復元不能な方法で消されてしまった。

しかし、報道やリリースの他の部分を見るとどうやらメールアドレスのリストが漏洩しただけのことであるようにも読めますが、それならただ単に「漏洩した」と書けば済むことです。どうやら「詐取」という言葉の使い方が不適切なのではないでしょうか。
「漏洩」という言葉を使いたくないIT管理者の意図がチラホラ見えます。