リストバンドブーム

一昔前までは、リストバンドといえばスポーツ選手なんかがよく手首にはめてるタオル状のバンドのことだったのですが、最近ではシリコンの2cm幅くらいの色とりどりのバンドをいうことが多いようです。
国内ではこれらがここ数ヶ月の間、急激にブームになってきたようです。バンド自体に意味はなく、その色の意味合いは何種類くらいあるのかなと思って調べてみたのですが、分かりやすい色の数というのは当然限られているわけで、かなり重複するようです。また異なる色の2本の組み合わせというパターンも多いようです。
ブームの火付け役は、どうやらガンとの闘いをあらわす「黄」だったようです。そして現在の日本での多数派は「白」でしょうか*1。その他に「ピンク」は乳ガンだったり、「オレンジ」は識字率だったり、「緑」は温暖化防止だったり。これらはそれぞれ一例で、要するに何でもよいようです。当初はその色に意味があるようでしたが、リストバンド自体がブームになってから粗製濫造されたため、今ではそれぞれの意味というよりもただのファッションになっているようです。
中にはお金を出して集めている人もいるんだとか。何でも欲しがる人がいるんですねぇ〜。

*1:「白」の中には最近売上が慈善団体に寄付されないことが知られておらずちょっとした騒ぎになったものがありましたが、やはり意味を理解されていないということを示していますね。