今年の漢字

に「愛」が選ばれたということです。
なぜか清水寺で大きな紙に揮毫されるシーンがおなじみですが、実際には漢字能力検定協会が公募によって決定しているもの。1位の得票が必ず選ばれるのかどうか分かりませんが、今回に関しては2位「改」が1位「愛」の半分強しか得票していませんから、まあ順当な選考というところでしょう。
ここ数年は何かとネガティブな字が選ばれることが多かった*1のに対し、珍しくポジティブ傾向の結果であると思います。ところで「愛・地球博」に影響されたのはいいですが、「愛の足りない事件の多発」というのは逆だし、ちょっと取って付けたような。

*1:昨年の「災」、2001年の「戦」、1999年の「末」、その前の「毒」「倒」など。