愛国心から始まる

愛国心」といえば私にとっては長らく「出る単」の最初にある単語でしたが、最近、教育基本法の問題にあやかって愛国心の評価などという話題が出てきています。
個人的には、路上へのたばこの吸い殻投げ捨ての酷さなどを見ると、日本人はあまりにも国というか、地球への帰属意識が低すぎると感じます。もっと「郷土を愛する心」を持つことが必要でしょう。
ところで、私に言わせれば、「糞の役にも立たない」愚劣な日本の政治家を切り捨てることも「愛国」であると思います。しかし政治家はそれを認めるでしょうか?
人によっては「戦争のできる国にするために軍隊を整備し、その一員になって殉国する」ようなことを「愛国」と呼ぶかもしれないし、「戦争をしないために軍隊を持たせない」ことこそが「愛国」だというかもしれません。例えば産経新聞朝日新聞では「愛国」の中身はぜんぜん違うでしょう。
多くの政治家やマスコミがこの問題を扱っていますが、不思議なことは「愛国」が実際には何を表すのか、具体的に示している物は何もないということです。
誰か「愛国」とは何か、具体的に教えておくれ。愛国心の強制やら評価よりも、まずそれを知りたい。それが決まらなければ、強制も評価もできないだろう。