PowerShot G7は水中向きなのか その2

多くのお店では、PowerShot G7が今日発売となりました。私はある量販店へ、ウォータープルーフケースWP-DC11が展示されているのではないかとの期待もあって行ってみました。
結果としては、G7本体は30台ほど入荷したものの即日完売。WP-DC11も在庫はありませんでした。本体を買うかどうかは別にして、ウォータープルーフケースだけでも確保しようと思った*1のですが、それはできませんでした。
こうなると結局、ワイコン問題は実際にウォータープルーフケースに本体を入れてみるまで結論は出ないのですが、それでもいろいろ調べてみました。
まず良い傾向。G7のテレ端でレンズ先端が達する位置で、レンズ外径に接する物がある場合、ワイド端でも何とかギリギリかぶらないことが分かりました。レンズ先端とケースの間のマージンが限りなく短いとすれば、あのケースの出っ張った横長な部分は、それなりの余裕を持って作られていることになります。ただし厳密には、絞り値等の影響を受けるでしょう。
ところで実際に測ってみたところ、G7のテレ端とワイド端のセットバックは約15mmでした。これは結構大きいです。G7と同じ35mm換算35mm相当のワイド端を持つオリンパス C-4040で、ワイド端で15mmのセットバックを仮定(本来のセットバックは0mm)してワイコンをあてがってみると、四隅は微妙にかぶるようです。これはまずい傾向。ただ、この比較でセットバックをそのまま適用するべきなのかどうかがちょっと分かりません。これはC-4040が絞り開放F1.8として作られていることも関係しているかも知れません。微妙です。
ちなみに店頭に展示されていたWP-DC6(A710用)のケースのレンズ部の長径は51mmもありました。ここで使用しているイノンのワイコンUWL-100の後玉径は43mmです。ま、四隅が若干かぶるからといって、ワイコンが全然使えないわけではないのですが…。

*1:ウォータープルーフケースは消耗品なので、未使用品なら時間が経っても売れる。