「MSゴシック & MS明朝 JIS2004 対応フォント (KB927489)」が、削除→再起動→再起動で復活してしまう問題

Windows UpdateでできるようになったMSゴシック、MS明朝のJIS 2004対応の更新について以前書きましたが、最近のWindows Updateでは自動的にこの適用が行われたようで、職場で多くの人が「フォントが変わった」と嘆いています。
私も自分のPCに、(インストールから除外したつもりなのに)この更新が再度入って来てしまったと思ったら、変な罠が仕掛けられていました。
この更新の削除方法についてweb検索すると、「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」でこの更新を見つけ、削除を指定して再起動で完了とどこにでも簡単に書かれています。実際これをやると再起動後に一旦は元のフォントに戻るのですが、またすぐに「インストール後に再起動されていない更新があります」のようなメッセージが表示され、また再起動を求められます。言われるがままにすると、なんと削除したはずのアップデートが再度適用されたように、また変なフォントに戻ってしまいます。
なぜこうなったのかよく分かりませんが、同様の症状は私のPCだけではありませんでした。何度繰り返しても同じ事で、これは悪質です。
どうしたものかと思いましたが、「プログラムの追加と削除」で削除を指定後に「現在インストールされているプログラムと更新プログラム」のリストを確認すると、なぜかまだこの更新が残っています。これをもう一度削除してやると、再起動後に更新が復活することはなくなりました。セキュリティ関係のソフトが影響しているのかも知れませんが、同様の事例が見つからなかったので詳しいことは分かりません。