レーティング

「継続は力なり」と言いますが、私がダイビングをし始めてからずっと続けていること、それは水中写真を撮ることですね。いつまでも「下手の横好き」とは言っていられなくて、特に「デジタルで水中写真を撮る」条件なら、全現役ダイバーの中で私より経歴の長い人は多くはないでしょう。質を問わなければ撮りためた枚数もかなりの数になってきました。
ここで重要なのは「質を問わなければ」という点であって、初期の頃はそれこそ何を撮ったのかよく分からないものばかりでしたが、最近ではどれを雑誌に投稿したか、どれが採用されたか、どれをサービスに提供したか、どれを自分のwebに掲載したかなど、統合して管理しないとさすがに厳しくなってきました*1。つまり自分で撮った写真の質を分類しなければならなくなってきたのです。
環境によらず管理できる一つの方法として、jpegtiffにはexif情報のコメントを付加することができます。ただしこれはあくまで文字列情報なので、例えば写真のタイトルを付けるには向いていますが、写真のカテゴリ分けにはあまり向いていません。
最近のあるレベル以上の写真管理ソフトには、写真をレーティングする方法があり、これができると便利そうなのですが、どうやらこれはexifを利用するものではなくて、各ソフトウェア固有の機能になっているようです。おそらくjpegtiff以外の形式に対応するためもあるのでしょう。

*1:これを厳密に管理する必要として著作権の問題があります。雑誌に掲載された写真の著作権は自分の元を離れるため。