今さらblogを語る

ここ最近、企業はblogをどう使うべきかという勉強をしました。いや正確に言うと、まだこういうのはべき論まで言えるほど研究しつくされているものではなくて、たぶん実際には個人レベルと同様に企業も「あ〜何となく世間ではblogってのがはやってるみたいだけど、なんかあれこれかこつけてうちも作ってみるかい?どう?」ってなところではないかと思います。blogを理想的に活用している企業というのは私はちょっと知らないです。
本質的には、blogというのは「記事とコメントの主従関係がはっきりしている掲示板」でしかないので、従来型のBBSとは、実はあまり変わらないのですが、あえて大事な点を挙げると、blogはほとんどの場合、主記事の日付で容易に整理できるようになっており、それだけ更新頻度が重要になってくるのです。現実に、blogの質を「定量的に」測る時は大部分、更新頻度が判断材料になっています。
企業がこれをやろうと思えば、つまり、毎日「恥ずかしくない質の記事」を書く人がいなくてはいけない。ふつうの企業(さらにいえば、ほとんどすべてのダイビングやさん)にそんな人はいないので、ふつうの企業はblogを上手に活用するまでには至らない、というのが今のところの私の分析です。
さて、私の書いたコラム:ダイビング・サービスのwebページも、blogなどというものが出回る前に書いてから何年も経ってしまい、とうに賞味期限切れの匂いがします。こりゃいかんねー。