一定のなぞ

最近なぜかとみに「一定」という言葉の使われ方に疑問を持つようになりました。「一定」とは読んで字の如く「一つに定まること」ではないかと思ったわけです。
でも世の中では「一定の評価」「一定の配慮」などという表現が普通に使われています。これはどうしたことだ!
で辞書を引いてみると「一定」には「一つに定まる」の他に「ある傾向・状態に落ち着く」という意味があるようです。どうも世間では、後者の意味で使われていることの方が多いですね。「一定の評価を得た」などと言われると評価が高くなかったかのようなニュアンスが感じられますが、元来そういう意味ではないようです。
なーんだ、一定の意味って一定はしているけど一定していないのか。
っていう、オチ?