MDフェアでした

こんなカメラが使われています

昨日からいつもの会場で開催されている「マリンダイビングフェア」を見てきました。
先週のダイビングフェスティバルよりはこちらの方がはるかに活気はありますが、こちらもちょっと混雑具合にかげりが見えてきたような気がします。
今年は自分で何も出さなかったので見なくていいやと思っていた写真展も、時間があったので見てみました。この写真展、特に初心者の水中カメラマンの皆さんにはオススメです。自分がけっこうおもしろい写真を撮っていることに改めて気づかされ、やる気が出ます。そして上位入賞作品にときおり疑問を感じる貴方は決して間違っていないだろうということを付け加えておきます。
さて、ここのところ検索が絶えないフィッシュアイのPatima G9を先週見られなかったので、今回は手にとってたっぷり見せていただきました。材質は金属なのでずっしり重いのですが、けっこうコンパクトにできていて、特にワイド用ポートを付けた時のコンパクトさは一眼レフのハウジングなんて見てられないくらいです。私が気づいた唯一の欠点は、光ファイバー2本出しができないことです*1。これは惜しい。そしてカメラ自体のバッテリーの持ちの問題…あぁ惜しい、惜しいなぁ。
それとCOOLPIX P5100用のハウジング、これは一般的な非金属のハウジングと同様の作りで、こちらはカメラ自体がもっとコンパクトなので、ハウジングに入れても軽く、かつ よりコンパクトです。今のところ、これから水中写真を始める方には一番オススメしたい組み合わせなのですが、如何せんこちらもバッテリーが専用なのと、RAWで撮れないのが…惜しい、あぁ惜しいなぁ。
最近の機種はどれもうまいこと一長一短ありで、それも「短」になる部分の影響が大きく、けっきょく最も水中向けのコンパクトカメラは今でもC-5050になってしまうという、ありがたいような悲しい結論であります。

*1:ちなみにS&S社のMDX-G9には一つも付いていないので、それよりはマシ。