フラッシュの失敗

一斉に、まわれ右!

ご存じのように、デジタルカメラのフラッシュは、特にコンパクト機などではプレ発光といって、実際に写真を撮るための本発光の前に1回(あるいは数回)光ります。
私はほとんどの場合INONの外付けフラッシュを使っていますが、気が利いていることにカメラ本体のプレ発光に応じて外付けフラッシュもプレ発光をしてくれます。これによってS-TTLやアドバンストキャンセルが可能になっているのだと思いますが、ネコや魚の写真を撮る時は、しばしばプレ発光が問題になります。例えばこういう写真です。
ところでプレ発光に関して、光ケーブル接続でのカメラ側の設定とフラッシュ側の設定が違っていると思い通りの写真が撮れず、困ったことになります。
例えばフラッシュ側がプレ発光になっているのにカメラ側が「スレーブ」モードになっていたりして単発になっていると、シャッター空けている間のフラッシュはプレ発光なので、普通は暗すぎる写真になります。逆に(普通はないですが)カメラ側が通常の設定なのにフラッシュ側が単発になっていると、シャッター空けている間フラッシュは発光しないので、発光禁止と同じ状態になってしまいます。
前者みたいなミスは私も何度かやっています。