「伊達直人」はやっぱり一時的なブームだった

トレンド

1月12日の日記で、伊達直人ブームについて少し触れました。私は「どうせ一時的なブームだろう」と舐めてかかっていたのですが、やはりその通りでした。
今日紹介するグラフは、日本人がweb検索にもっともよく利用するというYahoo!のサイトから、blog内での特定キーワードの検索頻度を表したものです。
まず青いグラフですが、これが「伊達直人」のキーワードの頻度です。先の尖った日がまさに1月12日なのですが、この日は既に「伊達直人が全都道府県に出現」というニュースが流れた日で、早くは1月9日くらいから盛り上がりを始めていたようです。ところが、翌々日には急激に下降し、2週間後の1月22日には完全にトレンドが終わっています。
では赤いグラフは何かというと、これは「ランドセル」のキーワードの頻度です。長い目で見ると、「ランドセル」はやはり4月の始めに山が来るようですが、今回の「伊達直人」はランドセルの置き去りが発端になったことでこちらも同時に例年4月以上の特異な盛り上がりを見せました。
重要なのはこれらの比較です。
最大の盛り上がりが過ぎると両方の山は急激に下降しますが、「ランドセル」の方は年度末に向けてじわじわと例年の盛り上がりへ向かっています。一方で「伊達直人」はゼロに漸近し、時間が経つほど「ランドセル」からの連想にはつながらなくなることが分かります。
今振り返ってみると、他のblogでも「一時的なブームで終わる」ことを予想していた方は多かったようです。一方で私の疑問は、「どうして匿名である必要があるの?匿名(キャラクタ名)じゃなかったらニュースにもならないんではないか?」ということだったのですが、いずれにしてもこうして「伊達直人」ブームは急激に去っていったのでした…。