また現実世界を離れるときが
やってきました。朝の便で八重山を離れ、昼過ぎには東京到着。いつもながら、電車に乗ると「うだぁ〜」という感じがしてしまいます。
スキューバダイビングをやっていると頻繁に大小様々な船に乗りますよね。今回だけではなく前から疑問に思っていたことなのですが、個人オーナーの船だったりすると、なぜ船に女性っぽい由来の名前を付けることが多いんでしょうか?パターンはいくつかありますが、代表的な例は
- 奥さんや子供(女児)の名前
- またはそれにちなんだ名前(読みを変えるなど)
- 「Miss○○」などと無理矢理 女性名っぽくする(Mrs.やMs.は見かけないですね)
などが見られます。理由として考えつくのは
- 「海」か「船」が女性名詞だと思われている
- 海の神サマは女性だ
- 何となく流行っているだけ
1.は自分でもっとももっともらしい(?)と思ったのですが、ちょっと違いました。英語では「海」も「船」もshe-her-herで代名する女性名詞なのですが、フランス語では「海」はla merで女性名詞、「船」はle bateauで男性名詞、ところがお隣のイタリア語では「海」はil mareで男性名詞、「船」はla naveで女性名詞と、これはもう違いそうです。でも日本では外国語の中では英語の影響が強いので、慣用的には女性名詞だと思われているのかもしれませんね。
2.は今回の八重山ツアーの間にそう聞いたのですが、あまり詳しくないので分かりません。しかし、NeptuneやPoseidon*1に女性のイメージってないですよね。また日本でいうところの八百万の神から「わだつみ*2の神」が男性なのか女性なのかも調べてみましたが、よく分かりませんでした。ひょっとすると地方によって違っていたりするかもしれません。これも今の知識では何ともいえません。
3.に近い解釈として「船のオーナーや船乗りに男性が多いから」というものがあると思います。要するに思い入れの結果広まったというわけですね。これはあまりもっともらしくないと思うのですが、上の二つが違うらしいとなると、これも間違ってはいなさそうな気がします。
しかし本当のところは何でしょうか。事情通の方、教えてください。