愕然とする解説の質の違い

先日、メダルを「うんこ」と称するコラムを掲載したnikkansports.comですが、ついに日本チームの「負け」を認める辛口の記事*1が掲載されました。そして、ついにと言うか当然ですが、やっと精神面にも言及しています。その他にもいろいろと外部的な原因に触れていますが、それらはいずれも海外の大会なら予想される範囲。やはり精神的な原因か、準備不足のいずれかに分類されると思います。
隣の庭を見るとここまで韓国、中国ともにすでに7つずつのメダルを獲得しており、過去2回の冬季オリンピック開催国である日本がゼロという状況はどう考えても不調極まる経過です。ここでメダルの数なんて関係ないという論理はかなり無理があります。
ところで、昨日の日記で私はカーリングの解説をほめましたが、別のページでほぼ同じようなことが書かれています*2。この(小林さんというのかな?)解説は応援しつつも自国の選手に媚びすぎず、相手の選手にも敬意を持ち、客観的で分かりやすいというのは、まったくその通りだと思います。
スピードスケートの某元選手の解説が、自分が苦労してきたためかあまりに主観的すぎ、選手に媚びすぎ、聞くに堪えないのとは対照的です。NHKでぜひ聞き比べてみてください。