そんなわけで

カンパチ

条件付き出航の海況の中、早朝 三宅島 錆ヶ浜着です。私は「三宅島に着かなかったら八丈島でもいいな〜!」などと言っていましたが、中には三宅島に荷物を送ってしまった人もいたらしく、とりあえずそのセリフは封印しておきました。
高濃度地区を中心に相変わらず空き家の目立つ三宅島ですが、そんな中でも昨年見て驚いた「廃家電山盛りの学校」(坪田中)の校庭が、草ぼーぼーながらもすっかりきれいに片づいていて感心しました。これは本格的復興の兆しですね。
さて海の方は前線による北東風で、ダイビング的にはビーチ不可、ボートも西側のポイントに限られました。本来は大野原島(三本岳)に行きたかったのですが、地元の方に言わせると「とんでもねぇ」ということらしいです。まあそれは実際海に出て初めて実感できたのですが。天気はかなり良く、潜れなかった午後はほとんど浜で甲羅干しでした。
昨年潜った「これなに?」的ないくつかのビーチポイントと違って、ドリフトで潜ったボートの方は魚も多く、なかなかの充実度でした。大物好きの私は回遊魚を探し、常にグループをリードしてしまいました。カンパチの群れはしばらくぐるぐる回ってくれました。印象的だったのはどこにでもいっぱいいるレンテンヤッコ、他にニザダイムレハタタテダイの群れ。ニザダイは壁になっていてちょっと異様でした。