やっぱり英語必修化は不要
報道によると新しい文部科学相は、最近議論されている小学校での英語教育必修化について、不要との認識を示しました*1。まったく正しいと思います。
4月の日記でも同じようなことを書いたのになぜ今同じことを書くかというと、この8月以降、明らかに日本人である親が子供と中途半端な日本語混じりの英語で話している場面を頻繁に見かけるようになったからです。多くの場合、発音は子供の方がうまいのがおもしろいところですが。
こういう教育の仕方をしていると、将来どういう言葉を話すようになるかはだいたい目に見えています。たぶん、本来日本語で話すべきところが何と言っていいか分からないような場合に、ポロリと英語が出るようになるでしょう。言語的には英語の方が単純だし、結論が分かりやすいからです。
英語の勉強なんかしなくても、元からろくな日本語使えないのですから、英語しか使わなくてよい環境に置くか、日本語に専念するか、どちらかにするのがよいでしょう。
*1:mainichi-msnの記事「伊吹文科相:小学校英語「必修化は不要」」http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2006/09/28/20060928ddm002010032000c.html