慶良間2日目

除夜のタンク

お客さんが6人に増えました。今日からのうち一人の方は、ワイド系とマクロ系、それぞれフィルムとデジタルのハウジングを持って潜ります。しかも「それぞれ」2灯。中身はF801とD70だそーな。すごい。やっぱりワイドはフィルムなんですね。マクロはデジタルでも十分と。ある意味この使い分けは、現在のハイエンドでは合理的ではあるのですが、慶良間では透視度のおかげで単一ダイブでワイドもありマクロもありだから大変ですね。
私自身は、前回11月に来たときはほとんど100%ワイド系写真を撮っていたのですが、今回はやっぱりマクロ系もということでエビ天国でした。エビの撮り方は最近けっこう上達したと思うんですがどーでしょ。そういえば、ニシ浜という素敵ポイントで600本を迎えられたことは大変うれしく思います。みなさんには記念写真を撮るお時間まで取らせてしまいまして、どうもありがとうございました。
気がつけば今日は大晦日でした。ログ付け会中に外から「カン」というちょっと高めの鐘の音? と思ったら、これは除夜の鐘代わりのタンク*1突きなのだそうです。去年までは役場前で、今年からは港の前の広場で叩かれていました。さすがダイビングで成り立っている島だ。
このタンク叩きに、どこからともなく出てきた人たちがわんさか行列を作っていました。本当に、この島のどこにこんなに人が隠れているのやら。ちなみにまとめ役のリーゼントの人は、このすぐ近くにある某サービスの三男坊だそうで…。

*1:親タンク。ダイビング用のタンクに充填する前に圧縮空気をためる大きめのタンクのこと。