駄洒落も右に出て、重鎮。

一筆

つい先日、講義を受ける機会がありました。今までの講義の中では、なぜかいちばん強く印象に残っています。
私は簡単に人を尊敬したり、先生と呼んだりしません。滅多にないことなのですが、この講義を受けたとき直感的に「あ、この人とは話しておかなくちゃ」と感じたのかも知れません。今思えば、大正解でした。
著書を買い、一筆いただきました。
ほんの一瞬ですが、直接お話しもできました。
握手もしました。
名刺も受け取っていただきました。
オフィスが近いこともあってか、私の会社の移転のことまでご存じで、さすがにいろいろなことに関心を持たれているのだなと思いました。まぁ実際には、その下にある高級レストランに興味をお持ちのようでしたが…。
学生が多い中で、私は会社員なので、別れ際に「いい仕事してね。」と言われたのを、鮮明に覚えています。

一度お会いしただけで図々しい事ではありますが、敬意を込めて先生と書かせてください。私も最後の教え子の一人、本当の「一語一絵」になってしまいました。*1

眞木準 先生

1948年10月20日
2009年6月22日逝去 享年60才
合掌

*1:asahi.comの記事『「でっかいどお。北海道」コピーライター眞木準さん死去』http://www.asahi.com/obituaries/update/0624/TKY200906240321.html