パプアニューギニアが破綻国家54位に

2011年破綻国家ランキングに*1。そう、確かに安全な国ではありませんね。全体としていろんな意味で平和ではあるのですが…。
とにかく治安が悪いです。日本から直行便が出ている国の中では、一番悪い方ではないでしょうか。一人一人の人はいいのですが、悪ガキが集団化したときに観光客などをねらう傾向があるという話を聞きました。実際ポートモレスビーのジャクソン国際空港で国際線から国内線に乗り換える、たった100mくらいの区間がもっとも危険だという話を聞きます。注意すべきいくつかのポイントが分かっていればかなり回避できるのですが、すべての観光客がそれを知っているわけでもありません。
さてランキングを見ると、すぐ近くに50位フィリピンがいます。こちらも日本人ダイバーがよく出かける国です(私は行ったことがありませんが)。ただ、フィリピンの方が都市部と観光地が分かれているような印象はありますね。
パプアニューギニアで特にスコアが高い(悪い)のはUneven Development(9.1)、Public Services(8.7)です。経済資本をオーストラリアと中国に握られているという話はよく聞きます。ニューギニア人が経営している企業やリゾートなんてどのくらいあるんでしょうか。また、乗り合いバスのような「公共」交通機関も外国人は絶対利用しない方がいいという話もあります。
とにかく人がいいのは分かっているんで、個人的にはがんばって貧困を抜け出して欲しいところではあるのですが。