PNG Madang 5日目

MV Henry Leith

今週の前半、Gorokaに行っていたという日本人のおばさま・おじさまが一緒になってにぎやかな船上になりました。このみなさんのためにスチロール製の長くて円柱のようなものが用意されていて、それを浮き輪のように持って海に浮かべば楽に泳げそうです。
いつものように、先にそのみなさんを島におろしてからダイビングに行ったのですが…あんまり自力で泳ごうとする方は少ないようで、結局ダイビングの休憩中にガイドさんがその方々も2人ずつ、近くのサンゴがきれいなところまで泳いで引っ張って行っていました。こりゃー大変だな…と。
Sek Passageというポイントは、ここもサンゴはきれいなのですが、今日はちょっと外し気味でした。楽しかったのはどちらかというとその後のHenry Leithという、長さ40mの貨物船の沈むレックポイントでした。そんなに深いポイントではありませんが、エイがいたりモヨウフグがいたり中型の魚が群れていたり、クダゴンベがわりと見やすいところにいたり、もちろん船体の中に入ったりと、いろいろ楽しいところでした。
おかげで浅くて長いDeco Stopを出してしまったのは公然の秘密です。
この日のもう一つのお楽しみはビレッジツアーでした。普通オプションとなるツアーですが、今回は種の最初からそういうツアーもできることをきいていて、帰港してからマーケットに行き、カウカウ、タピオカ、ヤムなどの各種芋や野菜、そしてニワトリを3羽買って村へ持っていき、そこで村の方に料理してもらってみんなで食べようという新鮮なイベントです。マーケットは初めてならちょっと近寄りがたい雰囲気がありますが、慣れれば大丈夫なんでしょうか…。
Madangの街から車で40分ほど山の中に入ったHaya(Hayap?)村という村には60人ほど住んでいるようです。電気は来ていません。子供がいっぱいいてかわいい小学校や教会がありました。水をためる設備も最近やっとできたようです。村長さんをはじめみなさんとてもいい方ばかりで、しかも素朴な生活を送っているようでありました。
私と同じくらい簡単な英語なら通じるので片言ながらいろいろ話しましたが「どうしてここにはいっぱい犬がいるの?」「私たちみんな犬が好きです」そんな会話でも笑顔でしてくれるみなさんです。村のみなさんと食べる夕食ということ自体が、何ともいえない感動でした。