Madangの思い出

貴重な体験

初めてのパプアニューギニアツアーはものすごく充実していました。私自身、そんなに海外旅行の経験は多くもないわけですが、とはいえ今までの海外ツアーの中ではいちばん楽しく、行ってよかったと思えるものになりました。
正直なところ、水中で見た魚の数と種類だけから言えばまだまだ足りない感じもするのですが、そんなことよりもダイビングの現地スタッフのやよいさんやさぶちゃん達の尽力、PNG Japan現地スタッフのスティーブ(ン?)さんやポールさん、偶然現地で一週間一緒になったすてきなダイバーのみなさん、さらには非常に丁寧な対応とフォローをしてくださったSTWorldのスタッフの方、どれが欠けてもここまで満足度の高いツアーにはならなかったでしょう。
また、そのおかげもあって偶然重なったPNG独立記念日(週)の各お祭り、屋台やマーケットでの買い物、村への訪問などの貴重な機会も得られました。
トータル的に(特に治安も)考えれば、PNGは誰にでもオススメできるような行き先ではありませんし、いまだ多くの日本人にとっては、慰霊での訪問先かオーストラリアへの乗り継ぎ地に過ぎないかも知れません。(ダイビング旅行完全ガイドを除く)「地球の歩き方」シリーズからも忘れ去られたPNGは、かなり大きな書店で探しても戦争関係以外のガイドブック類は一切見つけることができません。
しかしダイバーはこういう「辺鄙」なところが大好きで、そういう中では衛生的にも意外なほど整っているし、治安も用心すべき部分に慣れれば大丈夫でしょう。ある程度経験がある人であればぜひ行ってみる価値のある場所ではないかと思います。