またまた残念な事故

GWの終盤に、また石垣島の川平でダイバーが亡くなったそうです。諸般の報道からすると、4人の客に対して2人のスタッフでマンタポイントを潜っている間に、1人の客がいなくなり(しかも最初に気づいたのは客らしい)、後に探したがすでに沈んでいたと。サービスは空港の近くにある中堅のお店。
某所にも書いたのですが、こういう事故があるとまずプロの責任が問われるのは必定。それは当然としても、別に関係のない一般ダイバーがプロの責任をあれこれ言う必要はありません。そんなことは誰でも言えるし、ほっといても責められるんだから。
それよりも一般ダイバーまず考えなきゃいかんのは、「死んだら元も子もない」ってことですよ。誰の責任かなんて関係ないのです。ガイドはガイドでしかない。自分の安全管理の一次責任はやっぱり自分にあるのです。
経験が豊富でないダイバーにも、できる安全管理があるんですよ。

  • まずは、自分の技量を正しく評価すること

体験ダイビングでマンタもいいですが、本来はそんなに簡単なものではないということを認識しておくべきです。

  • そして、ダイビング屋さんを選ぶこと

日本では漁協の力が強いため、ほとんどの場合独力だけでSCUBAダイビングはできませんので、何らかのダイビング屋さん(都市型ショップなり、現地サービスなり)を利用することになります。
さらにダイバーとしての自己責任については、ちょっと古いですがこちらのページにまとめてありますので、特に初心者の方はよろしければ参考にしてください。