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画期的だが微妙に残念なE-P1

一昨日、当初の予定より1日遅れてオリンパスがオリンパス・ペン E-P1を発表し、いくらか世間の耳目を集めているようです。 私もこの件には注目していましたが、「マイクロ一眼」という愛称はどうもしっくり来ないと思いました。これでは、「光学ファインダー…

オーバーホール発送

諸事情で遅くなってしまいましたが、カメラのハウジングのオーバーホールにやっと発送しました。ポートのマウントねじつぶれすぎ。改めてよく見たら、外枠がごく微妙に内側にへこんでいて、そのせいでまずワイコンのねじがつぶれぎみになり、さらにその影響…

マダンより

マダンのやよいさんから連絡あり。マリンダイビングフェアのセミナーで使いたいから水中写真を探しているとのこと。なので、メンバー限定ページに載せてる写真へのリンクをお送りしました。 まぁ、私の写真が使われるかは分かりませんが…。たぶん金曜日だか…

デジタルカメラ本

デジタルカメラ使いのみなさんに私が選ぶ良書をご紹介しましょう。昨秋くらいに出ていた本ですが、その名も「デジカメに1000万画素はいらない」(講談社現代新書 ISBN:9784062879637)です。安易なマーケティング手法の対照として、それもなぜか歌手の方が書…

水中写真コンテストのAGS系

2度目の参加となる今回のフォトコンテスト(水中部門)でちょっと感じたのは、そのイベントとしてのコンテストがどっちの方を向いて何を目指しているのかをはっきりさせないといけないなーということです。単なる応募者としてだけでなく、盛り上げていく側と…

謎の専用バッテリー

最新のキヤノンのPowerShotシリーズの総合カタログを見て驚きました。 このカタログにはPowerShotシリーズの11機種が掲載されているのですが、なんとG10以外のすべての機種*1で単3形電池が使用できるようになっているのです(かつては当たり前でしたが)。 I…

今年のフォトコン

に出す水中写真を、そろそろなんとかせねばならない。だいたい決めてはいたのですが、前回のような「ウム、これだ!」という閃きがないですね。 私にとって「おもしろい水中写真」の基準のひとつは、タイトルがすぐに思い浮かぶことなのです。 「月見で一杯…

送る写真

現地に送ってあげようと思っていたパプアニューギニアの写真を、小さいアルバムを買ってL版72枚に印刷し、差し込んでいきました。 私が使っているプリンターの癖として、けっこう暗めに出るんですね。色の調整はだいぶコツが分かってきましたが、明るいとこ…

ミサイル?

あぁ、ついに戦争準備でしょうか。 たぶん違う…はず*1 *1:実際にはラムダロケット。1970年に日本初の人工衛星を打ち上げた。

近ごろの背面液晶

先日PNGに行く直前に地上用に買ったPowerShot A1000ISの後ろの液晶画面は2.5型11.5万ドットというタイプで、最近のコンパクト機としては平凡というかちょっとロースペックかも知れないです。これだとピントの確認という用途にはちょっと厳しいですね。 比較…

イナズマヤッコ

前にも書いたのですが、バラクーダ以外でパプアニューギニアで見たいちばん印象的なお魚はこれでした。 イナズマヤッコ、あぁステキ。日本近海にはいないのに和名がある数少ないお魚のひとつ。Fishbaseによれば、分布は「インドネシアからPNG、フィリピンか…

マイクロフォーサーズ その後

8月の始めに発表された時、一度マイクロフォーサーズについて触れました。その後パナソニックから最初の対応機としてDMC-G1が発表された*1のを知った時には、「もしオリンパスが同じ間違いを犯したら、もう二度とオリンパスに期待しない」くらいの怒りがこみ…

PowerShot A1000 IS

いつも水中写真を撮るときに使っているのはオリンパスのC-5050ですが、出かけたときに地上で写真を撮るたびにハウジングの出し入れをしたり、設定を変えたりするのは面倒だしリスクもあるので、地上撮り専用の簡単なカメラが欲しいと思い、簡単な条件付きで…

フラッシュの失敗

ご存じのように、デジタルカメラのフラッシュは、特にコンパクト機などではプレ発光といって、実際に写真を撮るための本発光の前に1回(あるいは数回)光ります。 私はほとんどの場合INONの外付けフラッシュを使っていますが、気が利いていることにカメラ本…

ニシ浜のアザハタ

阿嘉島・ニシ浜のアザハタは、もう写真がどこにでも出てくるほど有名な被写体で、今さら写真を撮るほどのこともないだろうと思ってしまうかも知れません。 webでアザハタをイメージ検索してみると、おそらくその個体と思われる写真がたくさん出てきますが、…

秋が近づいてきました。

急にさえてきたぞ。タイトルってなんて残酷なんだ… 何度も書いているんですが、自分が見ておもしろいと思う水中写真と、一般のダイバーの方が見ておもしろい(あるいは、良い?)と感じる水中写真はかなり違っています。これが一致することはとてもハッピー…

LightRoom 1.4.1

以前、LightRoom 1.1でC-5050のRAWデータをJPEGイメージに現像したら、許容されない程度のノイズが出ることをここで書きましたが、何気なくAdobeの更新情報を見ていたらいつの間にか(4月からのようですが)LightRoomが1.4.1になっており、その中に オリンパ…

マイクロフォーサーズ

私は常日頃から、デジタル時代のカメラにミラー(一眼レフのレフ)は不要だ、あんなもん水中では使い物にならないとさんざん各所で吹聴してきたわけですが、そんな私の理想にかなり近いカメラの規格をオリンパスとパナソニックが発表してくれました*1。 *1:…

一眼レフは水中写真を「撮りやすい」か

物事を比較する時は、ちゃんと「どういう土俵に乗っている話か」っていうのを考えなくてはいけないですね。 水中写真の話をする時は、カメラ性能の技術的な面だけを言ってもあまりフェアな比較にはならないわけです。そんなのは地上写真を撮る人がやってれば…

水中写真に一眼レフは必要か

別の某所でよくこのことが議論になっています。このテーマは主に「水中撮影用カメラに光学ファインダーは必要か」という議論ともひも付いていますが、これは対象となるのがフィルム写真かデジタル写真かという場合で大きく話が違ってくるため、ここではとり…

水中写真のユニークさ

某所にも書いたことなのですが、水中写真のおもしろさというのはやっぱりユニークさに大きく関係していると思うのです。水中はみんな青だからどうせ似たようなもの、ではつまらない。 よく「こういう撮り方してみれば」的なアドバイスをいただくことがあるの…

過去最高の収益、とは言っても…

オリンパスが2007年度の連結決算で、過去最高益を記録したことがニュースになっていました*1。デジタルカメラの売上高もかなり貢献しているようです。 好調なのはオリンパスだけではなく、ニコンなども同様です。しかし今なお水中写真に興味を持つメーカーと…

「命めぐる海」を見て

中村征夫さんの写真展「命めぐる海」を見に行きました。 いつも見に行くのが中村さんの写真になってしまうのは、けっきょくは中村さんのものが国内ではもっともプレゼンスのある水中写真になっている結果ではないかと思います。そもそも水中写真「ごとき」が…

石垣4日目

今日もよい天気です。何より水温が26℃あって、座間味にいたときに比べるとずいぶん暖かく感じます。タンクの空気の消費量にもずいぶん影響することでしょう。 石垣島のダイビングやさんはなぜかひたすらマンタを見に行きたがりますが、「たぶん今日もあまり…

石垣3日目

海の透視度ではどうしても石垣よりも座間味の方がかなり高くなりますが、ハゼ系の充実度で言うと石垣の方が高いような気がします。今回はなぜか、私にしては珍しくヒレナガネジリンボウに縁があって、座間味でも石垣でも見ることができました。 聞くところに…

石垣2日目

お天気は回復傾向のようです。今回は、どちらかというと移動した先が回復し、去った場所の天気が悪くなるという珍しい傾向ですね。 浜崎マリーナにいたダイビングやさんの船が、昨年の税関船問題で移動してから初めての石垣島ということになりましたが、新た…

座間味5日目

また曇りがちの天気になってしまいました。今の慶良間は水温22℃、気温も内地の方がずっと高いようでこの時期にしては水中も水面も異様に寒いです。 この写真はシル(白)というポイントでのものですが、こういうところも私は好きです。現在、生まれたてを含…

座間味4日目

今日は今回の中では珍しく天気がよいです。しかし昨晩から風も少し吹いて、逆に海況はイマイチでした。なかなか両立しないですね。 1本目から伊釈迦釈にてカメ見放題でした。私にとっては島のフォトコン入賞作がここで撮ったカメ主題だったのでカメさんには…

座間味3日目

海は相変わらず穏やかなのですが、雨が降ってきてしまいました。終日降ったりやんだりという感じで、肌寒い感じです。内地の方は暑いようですね〜沖縄は避暑地なんでしょうか。 誰もいない男岩にいきましたが、流れもなく大変静か。長らく名物だったハナヒゲ…

座間味2日目

今回はおてんきはまあまあですが、珍しく海況に恵まれています。昨年、あんなに何度も来ても一度もなかったほど、外海にも出られるほどに穏やかです。 この写真はそんな外海のひとつ、タカチンシ(高内瀬)の洞窟として知られるところです。日が差していない…